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篠原良雄さんと訪れた中国平和の旅 ~ 侵略戦争の事実を学ぶ/高柳美知子 [反戦・平和]

映画 [前事不忘 後事之師] 上映
篠原さんの淡々と話される様子のなかに、ご自身が60年前になされたことへの回顧、また、731部隊が為した残虐な行為の数々を思います。
徹底した隠蔽が為され、戦後、アメリカが情報を得るために幹部を野放しにし、果てはミドリ十字を企業して薬害エイズを起こしたこと。
731部隊の為した人体実験や細菌戦を証言する数少ない証人です。
[日本にも戦争があった / 篠塚良雄著]

聞いていて気持ちのいいことではありません。
しかし、戦時中で研究費が削られた医学者や企業が、研究者をハルビンに送り込み、実験結果を持ち帰って論文を発表していた。731部隊のいくらかは中国で囚われたが、国内の支援/関係者は全く訴追されていないようです。アメリカの原爆研究や、国防省のMDも同じでしょう。ふんだんに研究費が出る。
そして、731では研究の名目や戦争の大儀で、中国人の命を、尊厳を全く省みなかった。特に研究者が自ら手を下さず、下級兵士が作業(手を下す)していた。
この構図は、イラク戦争で、イラク人と殺し合いをする米軍兵士と、イラク戦で巨利を得るネオコンが別の階級なのと同じです。
軍隊に指導権を持たせてはならない。

撫順の奇蹟を受け継ぐ会 / 2009年3月14日 神奈川県民センター でした
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