我々は子供に何をか語ったのでしょうか。 [一言居士]
我々は子供に何をか語ったのでしょうか。
教育基本法、いじめ、自死、隠蔽・履修漏れ。大の大人が大言壮語し、スピーカを鳴らし、頭を下げ、首を括り、或いは問答無用。逃げるお前が悪い。
誰が子供に向かって話しましたか。子供の心に響く言葉がありましたか。
学校の先生は、教科書は、時間割は、明日の授業は変わるのですか。僕達はどこに行くのですか。
赤信号、みんなで渡れば怖くない。来年はどうなるのですか。
今日もいじめられている私、就職先が見つからない私、授業料が払えず消えてしまいたい私。勉強できない私は要らないって。
威張る校長、生活指導。意地悪な先生。エッチなやつ。授業の下手な先生。いつも急がしそうだし。好きな先生は首になった。ピアスだめ、メッシュもカールもだめ、スカートいいじゃんこれ位。持ち物検査は最低。大学いけない子は要らないって。。。
何が変わるのですか。教育基本法が変わったら、変えなかったら。いじめを調査して、通達出して何が変わったのですか。別に相談相手なんか要らないし、道徳なんて白々しい。大学出ても派遣じゃ携帯も払えないって。
誰か、私の目を見て話してよ。私のことを話してるんでしょ。私に話してよ。
私は子供達に何か語ったか。今、語っているか、語り続けているか。聞いてほしいと本当に思っているか。何を聞いてほしいのか。願っているか。祈っているか。
子供は見ている、こんな私を。
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